ブログ
BLOG

建売住宅のメリットについて・・住宅コラムvol.25

こんにちは SHIN HOMEの黒木です。

今回のコラムは当社が主に展開している建売住宅について、分譲住宅と注文住宅と比較しながらどんな特徴があるのかご紹介したいと思います。

 

建売住宅とはどんな住宅?

住宅購入を考え始めた時、「建売住宅か、注文住宅か」で迷う方も多いのではないでしょうか?また、初めて住宅建築を考えた方は「建売住宅」という言葉も聞きなれないかもしれません。実際、建売と注文のどちらにもメリット・デメリットがあります。一番大切なことは、それぞれの特徴をよく知ることで、あなたに合っている方を選択することです。そこで今回は、建売住宅のメリットやデメリット、注文住宅との違いなどを解説していきます。

なお、シンホームは分譲住宅(建売住宅)を専門に販売し、時流に合ったデザインの住宅を提供しています。

土地とセットで販売されている住宅 = 「建売住宅」

建売住宅とは、土地と建築された建物をセットで販売しているものを言います。また、建売住宅の中には、建築前でも役所より確認申請を受けて図面や仕様が確定した段階で販売する場合もあります。

分譲住宅とは別のもの??

建売住宅と同じ意味でよく使われるのが、分譲住宅です。分譲住宅とは、不動産会社がまとめて購入した土地を分割し、そこに住宅を建築して販売するタイプのものです。(分割した土地を分譲地と言います。)建売住宅も分譲住宅に分類されますが、分譲地に建てた住宅を分譲住宅と言います。

整理してみると

●分譲地に建てられている住宅 = 分譲住宅

●分譲地に建てられていない住宅 = 建売住宅 ということになります。

建売住宅のメリットは??

さて、ここからは建売住宅のメリットについて解説していきます。建売住宅の特徴をここで掴んでください。

●購入費用が安い

建売住宅の大きなメリットの一つに、価格が安いことが挙げられます。なぜ価格が安いかというと次のような理由があります。

●打ち合わせ時間の短縮や人数の削減

●材料をまとめ買いできるため安くなる

●1社との契約で済むため、仲介手数料が少なくすむ

すでに出来上がった住宅には、施主との度重なる打ち合わせにかかる人件費がありません。また、同じ規格で建築される建売住宅は材料や仕様プランが決まっており、同じ材料の価格交渉ができます。他にも仲介手数料が不要である点など、いろいろな手間や経費を省くことができる点が、価格の安さにつながっています。

●物件を確認してから購入できる

2つ目のメリットは実際に物件を確かめることができることです。家づくりの専門家なら、間取りを見ただけでもある程度物件のイメージができるかもしれませんが、施主の多くは住宅建築に関して素人なので、具体的にイメージすることは難しいです。建売住宅の場合、実際に建てられた物件を確認しながら購入するかどうか決定できるので、”イメージと違った”という後悔が起こるリスクを減らすことができます。注文住宅の場合は、建物の図面から打ち合わせするので、完成してみないとどんな建物なのかは確認できません。(現在はCADソフトの普及により、3Dパースにて大まかなイメージをつかみながら打ち合わせを進めていることが多いです。)

●入居までの期間が短い

3つ目のメリットは、入居までの期間が短いという点です。建売住宅の場合、購入を決めてからすぐにでも入居予定がわかります。当社の場合ですと、銀行の審査が通ってから概ね2~3週間後にお引渡しとなります。建物は完成しているので、引き渡し前の社内検査と物件の美装を行い、お引渡しを行っています。契約をして住宅ローンを組めば、すぐにマイホームでの生活を始めることができるのは建売住宅ならではです。特に、子供の入学や転勤など、住宅購入を急いでいる方にとっては、建売住宅の入居までの早さは大きなメリットになります。

 

建売住宅のデメリット

では、反対に建売住宅にはどんなデメリットがあるでしょう?メリットだけではなく、デメリットも確認してください。

●デザイン 同じ建て方の住宅が多い

分譲地に建売住宅が建てられる場合、ほとんどのメーカーが同じ建て方の住宅なことが多いです。例えば、間取りに対してこだわりや理想が高い方には、建売住宅はあまりおすすめできません。というのも建売住宅は、こだわりのある個性的な間取りや仕様よりも、より万人向けの一般的なものが多いからです。デザインの面でも、個性よりも多くの人に好まれやすいものが採用されます。分譲地内でも同じデザインの色違いな住宅を見かけることがあります。この点は、住宅に理想を追い求める方にとっては大きなデメリットになるかもしれません。

当社の場合は、住宅ごとにコンセプトやデザインを変えているため、同じ建て方や同じデザインということはありません。分譲地を見渡しても個性豊かな住宅が建ち並んでいます。

●土地の状態などが判断しづらい

建売住宅のほとんどは、住宅が建築された状態で売りに出されます。ということは、すでに土地の状態を見ることができない状態になっているということです。住宅にとって、土地の状態は、耐震性や耐久性の面で大きな影響を与えます。ですが、すでに住宅が建っている状態だと、土地の状態を判断するのは難しくなります。

なお、当社は建築前に必ず地盤調査を実施、土地の状態を確認してから建築しています。詳細は契約時に地盤調査報告書という形でお見せしています。仮に地盤が軟弱だった場合には、地盤改良工事も実施してから建築を行います。土地に関する調査・工事をきちんと行い、地盤保証もつけて販売しています。

●多くの人が出入りしている

ご近所に建売住宅は販売されていますか?建売住宅の玄関前には不動産業者の担当者がいて、気軽に声をかけてくれます。つまり多くの人がその住宅に入って気軽に見学することができるということです。多くの人が出入りしていることに抵抗感を持つ方にとってデメリットになりえると思います。当社の場合、事前に体験宿泊などはしておりませんので、住居の使用ということはありませんが、お引渡し前には美装を行い、綺麗な状態で物件のお引渡しをさせてもらっています。

注文住宅との違い

次に建売住宅と注文住宅の違いについて解説します。

●設計の自由度の違い

建売住宅と注文住宅の大きな違いが、自由に設計ができるかどうかです。

注文住宅の場合、広報や間取り、建具、デザイン、仕様などほとんどのことに自分たちの理想を取り入れることができます。家族に合わせた間取り、最新の設備、こだわりの外観、ガレージハウスなど予算に合わせて思いのままに設計することができます。重視したいところにとことん費用をかけて、不要だと思う部分は節約するということも可能です。その点、建売住宅はすでに建物が建築されています。間取りの希望や設備、外観などほとんどの面で要望を取り入れることはできません。

●立地の違い

2つ目の大きな違いが、立地の違いです。

毎日の毎日の生活を送る住宅は、その立地も非常に重要です。立地というのは、住宅のように建替えれば済むものではなく、一度決めたら、引っ越さない限り変えられないものです。注文住宅の場合は、施主が自分で土地を探さないといけません。

一方、建売住宅の場合、建売会社が土地を購入します。建売会社の中で非常に重要な業務と言えるのが、土地の仕入れと言われています。特に分譲地の場合、たくさん住宅を建設をしても、全て売れなければ意味がありません。そのため、建売会社は土地の仕入れを非常に重視しており、不動産市場に対して独自のネットワークを持っていることがほとんどです。そして、不動産会社は、まとめて土地を購入してくれる建売会社に、その土地が市場に出回る前に情報を提供します。そのため、好立地の土地や、お手頃価格の土地はすでに建売会社が購入している場合が多いです。そのため、注文住宅よりも、建売住宅の方が好立地の場合が多いと言えます。とはいえ、自分がこだわって場所を探したい場合は、自分で土地を探すことをおすすめします。

●安全性の確認に関する違い

続いての違いは、安全性に関する違いです。注文住宅の場合、地盤改良や広報、資材、またその全ての工事の工程を施主がチェックすることができます。家が建ってしまったあとに確認できない部分を、写真に撮っておくことも可能ですし、問題があればその都度担当者に相談することができます。ただし、建築工事中の現場なので、見学したい相談を行い、作業の邪魔にならないよう配慮しましょう。職人さんも工程を守って作業しているので、作業進行が遅くなるとそれだけ引き渡しも遅くなってしまいます。

その点、建売住宅は、すでに住宅が建ってしまっているので、お客様が地盤や基礎工事の状態を確認することはできません。なお、建売住宅でも建築前に契約された方は注文住宅同様に現場確認は可能ですので、作業状態が気になる方は建築前物件のご契約を検討ください。

●入居までの期間の違い

注文住宅の方が入居までの期間が長くなります。

建売住宅のメリットで記載した通り、建売住宅の場合は建物が完成しています。注文住宅の場合は、打ち合わせや仕様決めなど一つ一つ決めていき、やっと工事が開始します。長い場合で、住宅完成まで2年ほどかかる場合もあります。住宅を建てるという醍醐味や、理想を盛り込んだこだわりの住宅を建てられる反面、建売住宅と比べてスピード感に非常に大きな違いがでてきます。

早く欲しい方は建売住宅、完成まで時間がある方は注文住宅という考え方で区別してはどうでしょうか?

建売住宅と注文住宅 結局どっちが良いの??

 

●理想・こだわりが強いなら注文住宅を選択
●手間やコストを考えるなら建売住宅
●物件を見て購入できるのは建売住宅だけ

以上より、重視するポイントによって選択してはいかがでしょうか?

建売住宅の購入を成功させるポイント

最後に建売住宅の購入を成功させるポイントをまとめました。

●周辺の環境をチェック

 ・近隣はどのような人が住んでいるか

 ・学校や公園、病院や買い物は近いか

 ・災害は多くないか

 ・相場と比べて高いか安いか

など、これから住む場所について理解してから、購入することが成功の秘訣です。

●なるべく時間帯を変えて見に行く

同じ住宅でも、朝見るのと夜みるのとでは、全く違うはずです。

 ・夜になった時の街灯や交通量や騒音など気になるかどうか?

 ・朝、昼、夕方の日当たりはどうか

実際に住むことになれば生活に影響してくることがたくさんありますので、しっかり確認しておきましょう。

●アフターケアの内容を確かめる

住宅には「住宅瑕疵担保履行法」という法律があり、万が一住宅に欠陥が見つかった場合、もし建売会社が倒産した後でも保険や供託金から欠陥の補修をするよう義務付けられています。この法律は引き渡しから10年以内となっています。土地の場合は地盤調査を行っている場合、地盤保証がついていることが多いです。その他に各社でアフターサービス内容を定めて、物件の引き渡しから定期点検を通じてアフターケアを行っている建売会社もあります。

当社では、住宅瑕疵担保履行法に基づく住宅瑕疵保険加入の他、引き渡しから半年、1年、2年、5年、10年と定期点検をさせてもらい、保証が必要な部分はアフターケアを行い、補修が必要な個所が見つかった場合でも補修対応に応じますので、ご安心ください。住宅は長く住んで使うものです。アフターケアがしっかりしているかは重要なことだと思います。

 

シンホームの建売住宅の特徴

 5つの特徴をまとめていますので、こちらをご覧ください。

 

今回は、建売住宅のメリットと注文住宅との違いについてまとめてみました。

皆様の住宅購入の手助けになれば幸いです。

当社は本文でも述べた通り、分譲住宅(建売住宅)を専門で建築販売しています。

建売住宅のメリットを活かし、手間コストの削減と設計士による固執しないデザイン性、入居までのスピード感を大事にして今後も住宅販売を続けていきます。ご相談がある方は、ぜひお問合せをお待ちしています。

 

 

物件情報

 物件情報更新中

会社概要

 会社概要 はこちらから

Instagram  #followme

 @shinkosyahousing へ