青井さん
人吉市に国宝の神社があると聞いて平成13年の秋に行ってきた。
その日はとてもいい天気で雲一つ無い青空が広がって様な気がする。
さすがに青井神社と思ったら『青井阿蘇神社』と言うことらしい。
もともと806年阿蘇神社の分霊を勧請して創建されたとのこと。
初代宮司が青井姓に改称したことにより青井神社に改称
更に、もともと阿蘇神社からの分霊なので1872年青井阿蘇神社となる。
阿蘇神社の阿蘇氏と青井神社の相良氏は戦国時代の対立から仲が悪い関係にあったため
神社同士の宗教上の密接な交流はなかったようだ・・・と記録されてる。
神社同士でもケンカをするんだ?と初めて知った・・・お互いお山の大将でいたかったのでは?よく解らないが?
私の知人と言うか、十八銀行の松崎さんは、この地の出身で、いつも人吉を自慢していた・・・カブト虫は、くぬぎの木をけ飛ばすとバラバラと落ちてきてバケツいっぱい取れてた
とか、川魚のアユとか岩魚とかは、手掴みで取り、その場で焼いて食ってたとか・・・話が逸れたが、青井阿蘇神社はコレ
完成度が高く近世球磨地方における社寺造営の手本となってる。
桃山期の華麗な意匠を機敏に取り入れてる。
特異な拝殿形式は、広く南九州地方にその影響を及ぼしている。
その様な理由などなどで国宝の指定基準を満たし2008年国宝指定された。
訪れたこの日は、ちょうど結婚式があってて神前の厳かな式に出会い、関係無いのに
親族のフリをして参列してしまった。
大勢の人がいたので、一人くらい紛れ込んでも解らない!バレたとしても人吉の人は大らかな方たちだから問題ないだろう。
なぜ紛れ込んでもバレなかったかと言うと、赤い鳥居の前で始まる式を最初から見てたので
周りの人も、新郎の会社の上司と勘違いしてたのではないかなぁ~と思う。
ホントに新郎新婦の真後ろで参加してた!
今、思いだしても笑い出しそうだ!これは拝殿の前で祝いの踊りを奉納してるとこです。ほとんど変なおじさん状態だったかも。
つづく・・・どろん!