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時代で変化する住宅デザイン ~住宅コラムvol.08

皆さんこんにちは。SHIN HOMEです(*^^*)
本日は時代で変化してきた住宅のデザインと、これからの住宅についてご紹介していきます。

これから家づくりをお考えの方は、是非参考にしてみてはいかがでしょうか。

1940年代~昭和後期

第二次世界大戦終戦後の1940年代頃からは、
住宅の大量生産を目指して“プレハブ住宅”が急増しました。

大量生産された理由を検索してみると、
経済成長期における都市部への人口集中により、住宅の供給が追いつかないという事情が始まりだと書かれていました。

木造住宅用の建材や建設する人員の不足を補うため、鉄骨を利用して短期間で建築できるプレハブ住宅が開発されたそうです。

1970年代には子ども部屋を確保するために、ほとんどの新築住宅が2階建てになりました。
各ハウスメーカーは大企業化・生産大規模化し、工場で事前に組み立てて現場に運ぶ生産体制「プレファブリケーション化」も進みました。

1980年代 洋風へシフト~住宅の商品化へ~

1980年代に入ると、オイルショックによってプレハブ住宅の市場が落ち込みます。
そこで住宅メーカーは競合相手との差別化に乗り出し、住宅が“商品化”される時代へと移行しました。
住宅を「商品」と呼び初めたのはこの頃です。
デザインは和風から洋風へシフトし、フローリングを取り入れるようになりました。

2000年代 LDKの在り方が変化

2000年代に入ると“北欧スタイル”や“モダンスタイル”など、多様な様式が取り入れられるようになりました。

そして家族のコミュニケーションの場として、LDKの役割がますます重視されるようになります。
リビング階段を設けたり、LDKにスタディースペースを取り入れる家が増えてきました。

更に高性能な複層ガラスサッシや断熱材の登場によって、住宅の気密・断熱性能が格段に向上し、住まいのカタチが進化していきました。

2010年代に入るとリビングに畳コーナーや書斎コーナーを設けるスタイルが増え、
広々としたリビングで個々のライフスタイルを楽しみながら、家族ともほどよく繋がれる空間が好まれるようになりました。

リビングは家族の気配を感じながらも、各々が自分の時間を過ごす場所へと変わっていったのです。

 

令和に突入!近年の傾向は?

そして近年はコロナウイルス感染症が世界的に広がったことや、働き方改革によりテレワークの導入企業が急増しました。
コロナ禍によって外出すること自体が減り、私たちのライフスタイルは以前に比べて大きく変化しました。

住宅についても同様で、Withコロナ時代に求められる「住まいの理想」にも変化がありました。

特に重要視されている条件としてテレワークを行えるスペースの確保。
帰宅してすぐに手洗いやうがい、浴室へ直行できる間取りなどが注目を集めています。

これからの住宅デザイン

ここまで1970年から現代までの住宅について振り返ってきましたが、
時代の流れに沿って流行のデザインが変化していることが分かりました。

これからの住まいは、共働き夫婦が増えた現代に合わせて、家事動線や生活導線に優れた間取りが重要なポイントになりそうです。

更にスマートフォンやPC・タブレットの普及により、
広いLDKの中に個々の時間を楽しめる別スペースを設ける家が主流になってくるのではないでしょうか。